針なしステープラー「ハリナックス」など。今は最大12枚まで閉じられて、これも新商品として出てきた時にはみんな「すごい」と言いましたよね。ただ、これもほぼ同じものが約100年前にあったんですよ。カタログに載っていますがここにある型は全部持っています。
一同 おお~(笑)
高畑さん 一部動かないものもありますが、閉じる仕組みは今のハリナックスと同じです。100年前なので、特許は切れているんですね。
舘神さん 枯れた技術の水平思考ということですね。
高畑さん そう、枯れた技術なんですが、どうしてずっと忘れ去られていたのかというと、当時はステイプラーよりも前のページに載っていて、つまりメジャーだったはずなんだけど、その時は消耗品の針が高く、しかも閉じられる枚数がどちらも対して変わらなかった。でも今の形のホッチキスが出てから、圧倒的にホッチキスの方が閉じ枚数が多いですよね。それですたれてしまうわけです。ただ、最近になって安全性という意味でハリナックスのような針を使わない良さを認められていますよね。